鍼治療というと、中には私にはあわない、苦手という方もいらっしゃるかも知れません。特に、エイズ問題が顕在化してから人肌に針を入れることを嫌う人もいます。
当然、こうしたことへの懸念を払拭するための対処も進んでいます。
鍼治療をご希望の方は、ご希望の鍼灸院に直接ご確認されては如何でしょうか。
鍼治療は、一般的に肩こりやぎっくり腰・腰痛・坐骨神経痛、医師から椎間板ヘルニアと診断された痛み、腱鞘炎、逆子、テニス肘などに効果的です。
更に、筋肉疲労による痛みから早く回復させたり、内科的な症状の改善にも役立ちます。また、アトピー性皮膚炎などの脱ステロイド剤への試みにも有効性を示している東洋的技術です。
参考までに鍼の効果を記しておきます。
俗にリウマチ(リュウマチ・リューマチ)といわれるリウマチ様関節炎の改善、膠原病の範疇には入らないものの自己免疫機序で全身に症状が出てくる疾患で膠原病類縁疾患と呼んでいるリウマチ性多発筋痛症や悪性関節リウマチに分類される「正真正銘のリウマチ」の炎症のコントロールと改善や、医師の理解者もあまり多くないようですか、人口の2%が発症していると推測されている線維筋痛症と呼ばれる病気で悪化している状態を改善するのにも有効です。
現在、HIVの感染源は、含まれているウイルス量から血液・精液・膣分泌液に限られています。従って、はり治療での感染の危険性は血液を介したものに絞られます。
鍼灸師がはり業務を行う際の鍼などの消毒に関しては「あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律」第6条によって、鍼、手指および施術の局部への消毒が義務づけられています。
また、各都道府県単位でも、はりきゅうあん摩マッサージ指圧師会や鍼灸師会並びに盲人福祉協会などを通じて、はり業務を行う際の鍼などの消毒の徹底について指導も行ないます。
これらの指導に基づいた消毒をしているところであれば、感染の危険はありません。
最近は、使い捨て鍼を使用しているところが多いようです。受診前に必ずご自身で確認しましょう。 →TOPへ戻る
肩こりは、単に疲労的なものであればそれに越したことはありませんが、病気の予兆である場合も多々あります。肩こりも部位の症状で懸念される病気が異なります。以下のことを念頭に病院に受診するなどの対処をしましょう。
| 部位 | 主な原因 | 対処方法 |
|---|---|---|
| 右肩 | 胆石を疑ってみる。 | 鍼治療 |
| 左肩 | 婦人科の病気を疑ってみる。 | 鍼治療 |
| 首の付け根 | 目の使いすぎ、パソコンなどに熱中しすぎ・根の詰めすぎ。イライラ(生理前も含む) | 鍼治療・指圧・ゲルマニウムや磁気治療用具など・ 冷シップ:眼の上に冷たいオシボリを置いて、リラックスする方法 |
| 首全体 | 神経の使いすぎや、頭痛や鬱的な気分の時、自動車事故などの後遺症の影響。 | 事故の後遺症やその精神的負担を解放するためには、それを重視した鍼治療ができる鍼灸師を捜して下さい。1回でまなり楽になる場合もあります。また、何年も前の事故であっても、週1回程度で2ヶ月程の通院でかなり楽になる場合もあります。 |
| 肩甲骨の 内側〜肩 |
風邪などのウイルス性疾患に心身をコントロールされている状態の時で、睡眠と食事のリズムが乱れやすくなります。その場合は、気分もすっきりせず、長引きやすい。膝まわりの筋肉のバランスも乱すため、膝の痛みを悪化させてしまうこともあります。 暖房病。熱中症。心労の蓄積。 潜在的アレルギー(食品アレルギーや花粉症など)による体への負担。 |
鍼治療で即効性あり。ゲルマニウムや磁気治療用具など。 胸に熱がこもっている時は、肩甲骨の内側を肌着の上から冷やす。 |
| 肩上部中央 | パソコンをやりすぎて、肩や首を緊張する時。 | 鍼治療・ゲルマニウムや磁気治療用具など 手首を引っ張りながら、手首をストレッチします。この際、けして無理をしないで下さい。 |
| 肩の後ろ | 胃腸へのストレスや風邪などの場合、首を後ろに倒すときつかったり痛むことが多い。 風邪薬や湿布薬の副作用も疑われます。 冷たいものを飲みすぎた時。 夏場にクーラーで冷やしすぎた時。不養生によるもの。 生活習慣病から来るもの。アレルギー症状を悪化させやすい体質の人。 |
鍼治療・足三里のお灸・胃腸が温まるような食事。 |
| 首の前〜肩 | 呼吸器系統や皮膚がデリケートな人。歯の治療が必要な人。 | 軽めの鍼治療や軽めの指圧。 足三里へのお灸は美容にも良い。 特に、初夏に適度に汗をかくようにすると体質的に改善されます。 両腕を肘から指先に向けて螺旋状に巻くようにマッサージする。 |
| 後頭部〜肩 | 風邪の予兆。風邪(かぜ)の最初の症状は、まず背中・首筋がゾクゾクして、次に首から肩こりが強くなります。 頭痛を伴うことも多い。 |
葛根湯を飲む。軽め目の鍼治療。 首を前に傾けた時に出てくる骨に向け、ドライヤーの熱風を数秒間、数回あてて、凝りを解します。 |
鍼治療における肩こりのツボとして、中封・養老・太衝・豊隆・足三里・足臨泣・外関・風池・風門・合谷・委陽・脾兪・少海・照海などがあります。単に肩こりといっても症状などの応じて処置が異なりますので、詳しくは鍼灸院で尋ねましょう。 →TOPへ戻る